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いやー・・・卒業式からはや3日。
なんか心にぽっかりと穴が開いた~(*´;ェ;`*)
で、そんな事はどうでもよくてー
そう!「答辞」!!いや~・・・倒れるかとおもタ!!
でも終わった瞬間はものすごい開放感☆
で、そんな事はどうでもよくてー
答辞を書くにあたって、家族や先先にお世話になりました。
しかーし!!
それ以上(?)にネット上うpされた先人達の答辞にどれほど助けられた事か・・・
てナ訳で自分も貢献します!
では(^^ノシ
「答辞」
厳しい寒さも過ぎ、眠っていた草木も徐々に芽吹き始め、新しい春の訪れが感じられる季節となりました。
このよき日、私ども369名は、通いなれた○○高等学校を旅立ちます。
校長先生をはじめ、来賓の方々から数々のお祝いの言葉を賜り、深く御礼申し上げます。
思い起こせば3年前、満開の桜の中、まだ着慣れぬ制服にぎこちなさを感じながらも、私どもは初めて門をくぐりました。
入学式では、担任の先生方が新入生一人一人の名前を呼びあげられる中、立ち上がった私どもの顔をしっかりと見つめておられる校長先生の
強い眼差しに身の引き締まる思いがしたのを覚えています。
当時はこの卒業式までの3年間が,こんなにも早く過ぎ去ってしまうものだとは、思いもしませんでしたが、
高校生活では数え切れないほどたくさんの思い出をつくることができました。
一年生。志賀高原でのスキー教室。
一面に広がる白銀の世界、突き抜けるような青空、雄大な大自然の全てに圧倒されました。
インストラクターの指導の下、スキーの腕前が上達したことは私どもの大きな財産となりました。
夜行われた餅つきでは、自分達で作ったという達成感もあり、出来上がった餅はとても美味しく感じられました。
自分自身の成長を実感できた課外活動だったと思います。
二年生では、高等学校の最も大きな行事である修学旅行でパリ・ロンドンを訪れました。
日本にはない町並みや、見るもの全てに魅了される毎日でした。
美術館、博物館は、その建物自体が作品のようで、今まで見たことのある展示品であっても、得られる印象は、全く違うものでした。
オルセー美術館、、ノートルダム寺院、大英博物館などで多くの芸術や歴史を目の当たりにし、世界の広さに感激すると同時に、
改めてわが国固有の歴史や文化について深く考えさせられました。
三年生。最後の体育祭は、、例年にない高揚感を感じながらグラウンドに入りました。
各種目が始まる前、あちらことらで沸き起こる、円陣を組み気合を入れる声に、どのクラスも絶対勝つという強い意志を感じました。
閉会式では、結果に満足する人、そうでない人と様々でしたが、体育祭を締めくくる大きなクラッカーの轟音に、疲れを忘れ、例えようの無い充足感を
得る事ができました。
9月の高等学校最後の文化祭。
初めての模擬店は、、仕入れから買出し、飾りつけ、店番まで、細かく自分達で行いました。
最初は勝手が分からず戸惑いましたが、先生方のアドバイスを受けながら、次第に協力する事の大切さを知り、
気がつけば、クラスが一丸となっていました。
天候に恵まれた当日、他のクラスに行列が出来ているのを見つけると、負けるものかと、大声で呼び込みをしたものです。
終了後は、終わってしまったという淋しい気持ちもありましたが、それにも増して、皆で成し遂げたという達成感が強く、
とても感慨深い文化祭でした。
今日(こんにち)まで学習や進路、時には些細な悩みにも先生方は親身になって下さいました。
そのような中、3年E組の担任でいらした○○先生の急逝は、慕っていた数多くの生徒を深い悲しみに突き落とす出来事でした。
初めて悲報に接した時の驚きは、今でも私どもの胸に去来いたします。
しかし悲しみを乗り越え、新たな一歩を踏み出すのも、私どもの務めでありましょう。
先生に恥ない生き方をする事によって、少しでもご恩を返してゆく決意です。
世間ではら抜き言葉をはじめ、略語の流行など、言語の形態の変化が数多く見られるようになりました。
人は言語によりコミュニケーションを図ります。深く思索を巡らすことにも言語が介在します。
仲間うちだけで通用する略語の使用は、自分達さえ分かれば、ひいては自分達さえよければよいというような
自己中心的な考え方につながるような気がしてなりません。
今まで私どもは、親をはじめとする周囲の人々に守られた環境の中なかで生活をしてきました。
しかし、その環境に甘えてばかりはいられません。
これからは言語の重さを噛み締め、諸外国や周囲の人々、社会の事柄に接し、
自分達自身で物事を正しく判断できる力を得る努力をしてゆく所存です。
在校生の皆さん、皆さんはこれから一年間、各々の目標に向かって取り組まれる事と思います。
皆さん一人一人が目標に向かう事により、それがまた今後の新しい○○高等学校の歴史を形作ってゆくこともなります。
ぜひ後悔の無いよう、皆さんらしい○○高等学校の歴史を築いてください。
今私どもはそれぞれの目標や胸に、社会へと踏み出そうとしています。
社会では今まで以上の困難や壁にぶつかることもあると思います。
しかし私どもは、ひるんだり逃げ出したりすることはせず、成長するための試練として、果敢に挑戦していき、全力でそれを乗り越える事を誓います。
最後になりましたが、本日は私ども卒業生のためにこのような盛大な式典を挙行していただき、本当に有難う御座いました。
お忙しい中ご列席賜りました来賓の方々をはじめ、この場におられる皆様に心からお礼の言葉と、母校○○高等学校のますますのご発展を
祈念申し上げ、結びといたします。
卒業生代表 ○○